Oの一族です。
飲食店やカフェなどの商業施設で、店員さんからよく言われる言葉、ごゆっくりどうぞ。誰しも一度は言われたことがある言葉ではないでしょうか?
気持ちのいい言葉ですよね。
私も「ありがとうございます」と笑顔で返すのですが、しかし、そのあと本当にゆっくりできているかと言われると、少し違います。
料理を食べ終えコーヒーを飲み、ゆくっりしていると店内が混み始める。その時、心の中では「そろそろ出ようかな」とつぶやく。誰にもせかされていないのに勝手に落ち着かなくなる。そんな経験ありませんか?
今日はそういった商業施設などで良く聞くことば「ごゆくっりどうぞ」について深掘りしていこうと思います。
誰かにせかされていないのに、なぜか急いでしまう
店員さんが、早く帰ってくださいと言われることは滅多にない。むしろごゆっくりどうぞ以降、必要最低限の接客のみで退店までがほとんどなはず。
それなのに多くの人は必要以上に時間や周りのお客さんを見ては空席が少なくなると何となく居づらくなり店をでる。
気遣いなんだけど、毎回、自分をせかしているように振る舞っていたようにも思う…
後から来た人に席を譲りたくなる
店が混み始めると、待っている人が“今か今か”と見えない待合室を想像してしまう。
実際には誰も待っていないかもしれないのに!
店員さんも忙しそうで手が足りていないようには見えないが、なぜか自分だけ長居してはいけないそんな気持ちにかられる。
これは日本人に多い「周りを気にする文化」昔から根付いている「和」「恥の文化」などの影響かもしれない。
店員さんの「ごゆっくり」は本心⁉︎
知ってますか?お店によっては長居してほしいところがあることを!カフェなら追加注文の可能性が高く居心地の良さがお店の魅力(口コミ)になることも。
店員さんの「ごゆっくりどうぞ」は、社交辞令ではなく、本当にそう思っている場合もあるのです。
私はその言葉を素直に受けとめられず、どこかで迷惑を掛けたくない。長居はよくないという気持ちが勝って気持ちが落ち着きませんでした。
現在もこのような気持ちはあるものの、このようなお店側の意図があることを知ってからは、以前ほど急かす気持ちが落ち着きました。
日本人は「空気」を読みすぎる
日本には、空気を読むという相手を思いやる素敵な文化があります。ですが、ときに自分を疲れさせることもあります。
相手が思っていることを勝手に想像してしまう
店員さんは笑顔。でも本当は忙しいだろうな?片付けたいだろうなと勝手に考えてしまう。
相手が言葉や態度で示したわけではないにも関わらず、自分の中で無意識にストーリーを作ってしまう。
これは飲食店だけではなく職場や友人関係でも。相手の本音を想像しすぎることは自身の精神に負担を課す。適度に距離をとることを心がけたいものです。
優しさと気使いは紙一重
周りを気遣う文化、日本。
すばらしいですよね。でも、気を使いすぎると自分が気疲れしてしまうのも事実。ごゆっくりどうぞと言われても落ち着かない。
お先にどうぞと言われても遠慮してしまう。料理ではお皿の上にある最後の一つが中々すぐに取れないなど、どれも少し似ています。
相手を思いやる気持ちは大切ですが、時に相手の言葉を素直に受けとってみたり、逆に自分の気持ちに正直なってみることも必要です。
まとめ
店員さんに、ごゆっくりどうぞと言われるがなぜかゆっくりできない。
誰かに急かされているわけじゃないのに、なぜか席を早く立ちたくなる。このような気持ちの方も大勢います。
もしかすると、それは日本人らしい気遣いの優しさ先人の方の大切な教えなのではと私は思いますが、時にその優しさが自分まで慌ただしくなってしまうのなら本末転倒です。
次にお店に行った時は、店員さんの“ごゆっくりどうぞ”に、少しだけ素直な心になってみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
