深夜バイト(トイレ掃除)の楽しみ方

道創り

Oの一族です。

深夜3時、携帯のアラームが部屋中に鳴り響く、とにかくこの瞬間が一番つらい、当然外は暗く眠いし体が重い…

現在、私は週に3回、4時〜8時30分まで施設内のトイレ掃除をしています。

当初はトイレ掃除に何一つ将来性を感じることは無く、ただ時間が過ぎるのを待つだけの日々、家族の為にと心にいい利かせ時間を切り売りしての毎日を過ごしていましたが、半年が過ぎた頃いつもの様にトイレ掃除に励んでいると新しい外国人スタッフがやってきた。

コンビニや工場その他の外国人労働者を良く見かけるなと思っていましたが、まさか私のバイト先にまでと驚き上司の紹介により軽い挨拶などを交わした後、少し様子を伺ってみると配属先が施設内のフロア掃除、日本語もそれなりに話せ仕事も真面目にしている印象、最後に彼の顔をみて私の持ち場に戻ろうとした時でした!

彼の耳にイヤホンが目に入る…

恐らく多くの日本人の方はこの行為に対して注意や違和感を抱くことではないでしょうか?
ちなみに私達の職場は少人数で決められた持ち場を一人で作業する現場なのでイヤホンをして仕事をしても問題はありません。

ただ面白いのがイヤホンをして作業しているのは外国人スタッフだけだったのです(笑)
日本人は真面目というか何ていうか良くも悪くも置いといて、この光景に私はちょっと待てよ!これは利用できると衝撃を受け早速翌日から私もイヤホンをして作業してみた瞬間、世界が変わりました。

ちなみにプレイリストはAmazon Audible(電子書籍)です。

今までのトイレ掃除が嘘のようにに苦では無くなったのです。

トイレ掃除に将来性を見いだせず、ただ時間が過ぎるのを待つといった時間ではなく学びの時間と変化したのです。

書籍のジャンルにもよりますが私の音読する書籍は大体3〜4時間の物が多く勤務時間で読み終えるという何てありがたい偶然。

一勤務=1冊×週3=3冊×4週(1ヶ月)=12冊×12ヶ月(1年)=144冊

お金の対価と同時に知識も得ていたのです。

今でも深夜3時のアラームは辛い、でも脳にこう言いきかせています。

『朝活しに行くぞ、脳を鍛えにいくぞ』

今まで脳より体を動かしていたことの方が多い人生だったので(笑)

たかがトイレ掃除、されどトイレ掃除です。

今の現状に未来を見出せないのはきっと自分次第だと今ではそう信じてます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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