第17話:心のささやき

中途半端 絵本

会社の会議室。
僕は周りの人の話を聞きながら、ふと胸に小さな違和感を感じた。

なんだろう、この感じ…

笑顔を浮かべる同僚たち、楽しげに進む会話。
でも、自分だけが少し取り残されているような気がした。

友人たちとの食事会。みんなが盛り上がっている中、僕は静かに飲み物を口にする。

本当にここにいたいのか…?

違和感を感じつつも、ただの気のせいだと押し込めようとするが、心の奥から何かがささやいている。

僕は一人ベランダへ行き気分転換、夜風が心地よく、冷たくて気持ちがいい。

大丈夫、無理しなくて良い

自分の気持ちを受け入れると、胸の中のもやもやが少し晴れたように感じた。

再び部屋に戻った僕は、今度は自分のペースで会話に参加した,,,

空は澄んでいて、星が綺麗な夜空のなか、僕はこう思った。

小さな違和感も、心の大切な声なんだ

自分を押し殺して、少しずつでも正直になっていくことで、心が軽くなると。

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